檀れいに関するカスタマーレビュー

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「西部警察」・男たちの詩


おろかものさん

「石原裕次郎の男の魂の唄に震えろ!!」


タイトルと収録曲からも判る通り、本作は「西部警察」本編パートを締めくくる裕ちゃんの歌をメインとしている。

メインテーマ、ワンダフル・ガイズ、スーバーチェイサー、パトカー・コンボイは「西部警察ミュージックファイル」にも収録されており、取分けテーマ曲二曲に関してはSEを排除したリマスタリング、メインテーマに至ってはこれまでどのサントラにも入っていた「エレキギターによる主メロディ」をカットした完全版が「ミュージックファイル」に入っているので、本作はあくまで「石原裕次郎」を堪能する為の作品と位置づけられるだろう。

エンディングでない曲も劇中で使用されていて、いずれも名曲だ。
西部警察と共に小学生時代を過ごした私にとって、裕ちゃんは勿論のこと大門軍団全員がヒーローであり、そして時を重ねた今改めて曲を聴くと、これらの歌と西部警察、そして石原裕次郎と言う関係が密接に繋がっている事が判る。

例えば初代の「みんな誰かを愛してる」は生きる事に対して極めて肯定的である。
一方で最終クールを飾った「嘆きのメロディ」では、非常に強く「死」を意識していると感じられる。
その根拠はこの歌の中のフレーズ

「終わり無い旅の終着駅」

だ。
旅は人生の暗喩としてよく用いられる。"終わり無い"と言う言葉が更に旅=人生の印象を強くさせる。
その終着駅が意味するものとなると、やはり「人生の終わり」が連想される。

他の三曲を聴いても愛と男の友情が感じられるが、一方で込められているのは「孤独」である。
人はいつか死ぬ。そして死ぬ時は独りである。
タツ、ジン、リキ、ゲンさん、オキが命を絶った。そして団長の死によって西部警察の幕は閉じられた。

そして石原裕次郎自身も数年後にこの世を去って行った。

本作に収められた曲は死に行く運命にある全ての人々への鎮魂歌であり、そしてまたその瞬間までを生きる全ての人々への人生賛歌なのだ。


ニャンコさん

「さすが石原裕次郎」


最近の歌は、今ひとつ歌詞が、分かりづらいのですが、さすが、昭和の大スター石原裕次郎!
私は子供心に“西部警察”の大迫力シーンのエンディングに流れる裕次郎の曲、感動的でした。その曲が、このCD一枚に!西部警察大ファンの方には、超オススメです。ちなみに、私は自家用車を運転する時は、毎回このCDを聴いてます。7歳の娘や妻は、いつも一緒聴いていたので、最近では口ずさんでいます。やっぱり、名曲は名曲です!


おっ!サンテレビさん

「とにかくあれだけ迫力のある番組はなかった。」


「西部警察」と言えば、小暮捜査課長の愛車「ガゼールのオープンカー」に、団長の「マシンX」がかっこよかったですね。あと、行きつけの「コーナーラウンジ」でのシーンもたまりません。カーチェイスのシーンは、かならずTAXI上がりのセドリックがほとんどでしたが、その迫力は子供ながらに覚えています。また、エンディングの「夜明けの街

♪は最高でしたね。」あれだけのダイナミックな番組が復活するのを期待しています。


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ビン・ラーディンさん

「3部作の中ではずば抜けて単純なストーリー」


 『鬼の爪』→『たそがれ』→『一分』という順番で鑑賞したが、本作がずば抜けて単純なストーリーで、台詞の方言も他の作よりゆるく、大変分り易かった。むしろ分り易すぎて、深みにかけるキライがある。完成度から言えば、秘剣や鉄砲などケレン味に勝る『鬼の爪』が最上作だろう。

 本作が営業的に成功した最大の理由は、キムタクの人気であろうし、むしろ山田監督はキムタク目当てで観に来る客向けに、わざと単純で分りやすいストーリーにしたのではないかとも思われる。

 しかし、ラストのハッピーエンドは御都合主義ながら、やはり心暖まる。キムタク主演「にもかかわらず」これだけの映画を撮れる山田監督の力量はさすがだと思う。


キサンジさん

「無難」


悪くはないが良くもない。
キムタクは以外と好演していたと思うが、壇れいの演技が気になる。
歯切れが良すぎるというか、キレイに発声しすぎるというか、方言の言い回しとしてはいかがなものか。
ストーリーも泣かせどころもセオリーどおり。
藤沢周平の原作は不勉強で読んでいないので、この映画が原作どおりか分らないが、仮に原作どおりだとしても映画と活字じゃ違うからな・・。
映画としてはどうなんだろう、無難といったところ。


イッパツマンさん

「壇れいの素晴らしさで、星4つ以上は保証。」


 松竹のドル箱だった藤沢周平原作&山田洋次監督作品。「たそがれ清兵衛」のような、親子の情や下級武士の悲しさなど、ラブ・ストーリーを切なく演出する様々なサイド・ストーリーは薄いが、この映画ではそういった脇の要素として「武士の一分」が語られる。なお、英語タイトルは「Love and Honor」という奥行きの無いタイトルなのだが、さすがにこのタイトルは英訳不能だったのだろう。でも、ストーリーの核になる大事な言葉なだけに、この英語タイトルの浅さは北米マーケットでの映画の評価自体にも影響したような気がして残念だ。 

 ストーリーはラスト・シーンなど若干ご都合主義なところがあるが、主役の二人が自然に見せてくれて良い。木村拓哉はいつもの彼の演技だが、これはこれでハマってるので良いことにしよう。壇れいの清廉な演技は、また時代劇で見てみたいと思わせてくれます。宝塚出身だけあって、本格派の女優さんですね。


wktさん

「壇れいの今後に期待」


キムタクファンでない私は、この映画のどこをどう面白がったらよいのでしょう。山田洋次的な時代劇であることはまったくわからないではないですが。しかし壇れいがいい。時代劇に似合う美しい人を久々に見ました。今後に期待します。


みうっちゃさん

「原作がよい方向に変わっている。」


原作からのファンですが、映画になると原作がかなり変わってしまって(「たそがれ」みたいに)、けっこうガッカリすることが多いんですが、これはよい方向に変わっていて、ほんとうにおもしろかったです。

夫婦愛もより深く描かれ、特に対決シーンは、「秘剣・谺返し」とはコレかもなと思わせてくれたし。
俳優たちの演技もよかった。

言うことなしです。

他の評価者には、対決シーンや、脚本を批判している方が多いですが、そういう方は、監督うんぬんではなく、藤沢周平自体合わないのではないでしょうか。
変わったと言っても「たそがれ」のように複数作品をミックスしているわけではなく、ほぼ原作通りですから。
この作品がダメな方はこの原作者の映画はすべて避けた方がいいでしょう。


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麒麟児さん

「その人が出てくるだけで全てが了解され納得させられる映画」


本作は、吉永小百合の、吉永小百合による、吉永小百合のための映画であるといっても過言でないように思われる。淡々と進み淡々と終わるかに見えるとき、彼女の口から発せられる悲痛の言葉に胸打たれない者はいないと信じたい。坂東三津五郎、壇れい、浅野忠信らの好演も、観る者をして深い内省を迫るもの。


akiさん

「自分が振り返るために」


この映画は、日本が戦争という悪夢に突入していく最中、
思想犯という汚名を着せられた男の妻の話である。
・・・・ この映画を見て思ったこと。
日本という国・日本人という人種は、ともすると集団主義となり
その枠に収まることのできない人間を村八分にする。
そんな人種としての血を持っているのではないか。
そんな気がする。
今の時代。 
学校の中の問題もそんな一端が見えているのではないか。
あなたの会社の中でも、全体主義の中に、
言い出すことのできない真実が
隠れてしまうことがきっとあると思う。

自分の中にもある、ふとした時にきっと出てくるそんな鬼を
見つめることのできる冷静な自分でありたい・・・・
そう思った。

最近「私は貝になりたい」という映画が話題に上がる。
戦争という、全体主義の波に翻弄された男の映画と、この「母べえ」は、
きっとそんなものに対する理不尽な思いを、
私たちの心にあってはならないこととして
振り返る場を与えてくれるものとして
きっと人気があるのだろう。
わたしは・・・そう思いました。


Wakaba-Markさん

「涙なくしては観られない感動作」


何もなくても、母の手があった。悲しくても、母の胸があった・・・。

前年にヨーロッパで第二次世界大戦が勃発した1940年。東京に暮らす野上佳代は、夫の滋、娘の初子、照美と、お互いを呼ぶ際に、例えば「父(とう)べえ」、「母(かあ)べえ」と「べえ」をつけて言いながら、貧しいながらも明るい家庭を築いていました。
しかし、夫の滋が思想犯として治安維持法違反のかどで検挙され、佳代は母娘3人の生活を強いられます。そこに夫の妹やかつての教え子が加わり、彼らの助けを得ながら、感動的な人間ドラマが展開されます。

山田洋次監督が、吉永小百合を主演に据え、激動の戦中昭和を描き、暗い世相のなか、ふたりの娘を明るく育てた母の姿は、涙なくしては見られない感動作でした。


俊太郎さん

「感情を込めすぎでは・・・」


山田洋次の映画は見る前から少し倦厭していたので
本作を見るときも一抹の不安があったのですが、やはりその予感は的中してしまいました。
あまりにも直接的な反戦平和主義の思念を入れ込みすぎていて、展開が極端にあざとくなり、日本映画特有の役者の八方美人的な演技も少し過剰でリアリティに欠けると感じました。(釣瓶はうまかったけど)
個人的には、もう少し映画に込める感情を冷ました後で撮って欲しかった。演出も思い入れが強すぎて役者がガチガチに固まっているように感じます。言ってることは真っ当なのだから、ここまで感情を込めなくても、もう少しストイックに醒めた視点で描いた方がうまくいったのではないのでしょうか。
吉永小百合の最後のセリフも、山田洋次の思想が入りすぎた結果、完全に人物が崩壊してしまった印象を感じてしまいました。


NIGHTTALKERさん

「名作。一気に見れちゃう。」


吉永小百合がいい、浅野忠信もいい、檀れいもいい、
二人の子役がとてもかわいい。
キャストが普通の日常をなんと自然に演じきってることか。
時代考証も細やかでリアル。
まさかここまでの名作とは思わなかったです。脱帽。
戦争が捻じ曲げた人間の幸せ、普遍的な母の愛が
ズシンとボディに効いてきました。
山田洋次監督という人は凄いと今更ながらですね。
絶対親も子も観たほうがいいです。
ラストまであっという間でのめり込みました。


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まにあTHEマニアックさん

「愛すべきマンネリの泣き笑い!」


三の倍数、おもろ〜!
愛すべき人情喜劇。バリおもろい。今作は久しぶりに二人にスポットを当てた作品で改めて二人のキャラの凄さを知った。


抹茶さん

「日本映画界の最後の至宝」


『男はつらいよ』後期作の中では屈指の名作とも言われる第32作『口笛を吹く寅次郎』へのオマージュと捉えることができるか。また、スーさんの行動、そしてラストの野外パーティそして環境運動、という点を考えるとやはりいずれも名作と呼ばれる第17作および第38作が思い起こされる。
「今回は特に三國さん、スーさんの物語をやりたいと思っていた。」という朝原監督の言葉だが、スーさんにあって寅さんにないものはずばり「力」、その「力」を有効に生かすことでスーさんが極めて格好良くダンディに描かれていたし、作品全体としてもカタルシスの感じられる見ていて希望が沸いてくるような優れた喜劇、人間群像劇として仕上がっている。
『男はつらいよ』への強い意識は松竹プログラムピクチャの牙城を守り通そうとする強い意志の表れか。今秋公開作において大団円を迎えるとの憶測も飛び交ってはいるが、松竹だけでなく日本コメディ映画界最後の砦、簡単に終わるようでは本当に寂しい限りなのだが…


久保田真史さん

「20周年を飾る作品だけある」


 本作品は、釣りバカ日誌シリーズ20周年を記念すべき作品です。さすがに20周年を飾る作品だけあって、一番力が入っていたし、一番面白かったです。

 スーさんの会長就任式のシーンや、計画の説明会のシーンなどとにかく面白いシーンがたくさんありました。映画館で見たときは周りから笑い声が出ていました。そして、自分も一緒に笑い声を立ててしまいました。それほど面白いです。キャストも、レギュラー陣を始めゲスト陣も良かったし、今回の作品に点数をつけるなら90点を超えます。

 しかし、こんなにも面白い作品なのに「釣りバカ日誌」シリーズは世間の評価が低すぎます。映画館に入ったとき30〜50代くらいの年齢層の人は結構入っているのですが、若い人は全然入っていませんでした。もし20代くらいの人で観客の年齢層などから見るのを敬遠しているのであれば、それは間違いです。どの年代の人でも楽しく見れる数少ない作品なので多くの人に見てもらいたい作品です。